理念・ミッション
看護師として、訪問看護をすることは「非常に勇気」のいる事だと思います。
また、経験の少ない私が役に立てるのか、内科しか経験ない等々…
訪問看護では全般的な知識や看護技術が必要と思い込み、敬遠されている方も多いと思います。
しかし、訪問看護はチームで行います。難しい医療技術は見て学べます。
意外と知られてませんが、訪問看護では退院されてきた利用者様を通じて最新の医療技術を勉強する事もできます。
内科や外科、皮膚科、耳鼻科、リハビリテーション科、色んな経験がチームの経験となり、皆の知識になっていきます。
新しい考えもどんどん取入れ「利用者様のベスト」をお膳立てするのが看護師の役目です。時には環境整備で掃除もしたり、何も食べていないなら料理を作ったり、一緒に散歩したり、え?それって看護の仕事ですか?という事も「利用者に寄り添った看護」の過程であれば、OKです(もちろん…お医者様の指示書の内容は含みます)。
ですから、主婦の方は料理が得意な方もいらっしゃるでしょうし、趣味でされているフィットネスジムの運動が活かされることもあります。昔していたスポーツだったり、楽器だったり、様々な経験が利用者様とのコミュニケーションで役立ちます。
「訪問看護=医療行為」だけではございません。
皆さんのこれまでの人生の経験の全てが訪問看護では役立ちます。
できるかできないかを悩んでいる方がいらっしゃったら、ぜひ野の花で「やってっみなはれの精神」で挑んでみてください。
そんなチャレンジャーの看護師さんが来て頂く事を心よりお待ちしております。
今日は嬉しい、あなたが来てくれたから
株式会社野の花が運営する『訪問看護ステーション野の花』は、2014年3月、大阪市西成区にて設立しました。
「野の花」とは鳥取にございます「野の花診療所」をリスペクトして名付けられました。
がんにかぎらず、死と向き合う人のために開かれた診療所で、できる限りの、生の希望の可能性を追うことと、人生を振り返り懐かしむことの、両方を成り立たせたいと思いをもって運営されている診療所です。
「野の花診療所のような考えを訪問看護で実現したい」
そんな想いで訪問看護ステーション野の花は運営されています。
理念「あなたらしさを支えたい」
人生の主人公である利用者様の裏方ではなく、同じ舞台にたつ役者として利用者様の想いや希望を支えていきたいと考えております。
存在理由「命の最後の砦となれる会社となる」
様々な関係者と利害関係なく手を取り合い、利用者様の最善の状況に合わせた対応を誠心誠意する会社であり得る
使命「訪問看護は愛の架け橋です。利用者も働く人も、関わる皆が幸せになれる場所にする。」
働く人が幸せで無いと、支援される側は不幸。社員や関連する事業所において皆で活き活きできる環境を作る。
野の花の価値基準と行動指針
①人の悩みから出発する(理解してから、理解される)
「あなたらしさを支える」事は、まずは利用者の事をよく知る事。
その中で悩みや希望を汲み上げてサービスの改善につなげる。
②利用者様の希望と選択を支える
「最後の砦」として在宅を選択された事を喜んで頂けるよう、常にサービスの改善と提案に取り組む。
③最低限の衣食住を確保する
特に「食べる」事に対して、注意を行き渡らせる。栄養過多、栄養不足、食事自体を出来ていない等、食の悪化が全ての病の根源である事を肝に入れる。
「食の安定は生活の安定を生み、生活の安定は精神の安定を生む」
④専門性のある技術を習得し、皆で共有する(磨き、協力する)
事業間で切磋琢磨し、協力し、皆で在宅生活を支えるチーム体制を作る事。また、個人でも能力を磨き自己研鑽を常にする事。
⑤自分に厳しく、他人に優しく
ミスは誰でもする。ミスがあった時に責めるのでは無く皆でカバーをする。
「全ては人の為に」を考えて行動する事で自分の行動や考えを見直す。
⑥限界は無い(できない、無理は言わない)
どんな事でも「やってみなはれ」の精神でチャレンジする。出来ないと思った大半の事は誰かが出来る。
「出来ないと諦める前にやってみる」
こんな考えを共有できる人材をお待ちしております。